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2020.11.10

日用品化粧品新聞(11/9付):ポリスター代表松野のインタビューが掲載されました

この度、弊社代表松野のインタビューが日用品化粧品新聞(11/9付)に掲載されました。

今後も、クライアント様方が中国での販売展開の成功にお役に立てるようポリスター一同、一層尽力してまいりたいと思います。

 

記事内容は以下になります。

マーケティング、プロモーションを含めたブランディング、販路開拓、リスク管理など、日本メーカーの中国進出を一貫してサポートしているポリスター。日中の双方に拠点を構えているメリットは大きく、商習慣や文化などの違いから起きる問題の解決も図っており、日々、中国の政策及び流通、販売事情などを調査しつつ、商標登録など各種手続きも支援している。

 

中国では安全・安心、高品質といったニーズから、いまだ日本製品を求める声は根強い。そこで同社がポイントに挙げるのは、一貫した施策で商品のターゲットやコンセプトをはっきり設定し、戦略を打ち出していくこと。ブランド戦略の根幹は価格戦略にあるため、ブランド価値をつくっていくためには売る場所も非常に重要だと強調。価値を認めてくれる固定客をつくっていくことを重要視し、メーカーにアドバイスを送っている。

 

松野健太郎社長は、人の心理を分析した施策もますます重要になっていると指摘。同社自身も成長し、より信じてもらえる存在になり、今後も運命共同体としてメーカー各社をサポートしたいと意気込む。

 

「現代はSNSの普及もあり、他人の評価が非常に気になるという時代です。ヒットの近道として、このブランドを使っていると人に言いたい、人に知られたいということも必要になっており、芸能人、有名人が使っているなど、一段上の商品だと思われる工夫も求められてきます。

 

そのため、費用をかけずに成果を出すことが非常に難しくなっており、小さな投資をしているだけでは、まず当たらない。特に化粧品は、いくつものメーカーのアイテムを使い分けることが多く、スイッチも頻繁。コアなファンをつくりづらく、ハイリスクな商材だと言わざるを得えません。1品がたまたま当たったとしても、その後もヒットし続けるというのはとても困難。情報の拡散力、スピードが速いからこそ、冷めるのも早くなっています。化粧品メーカーとして持続的に発展するためには、使っていること自体が誇れることになるなど、長期的に愛されるものを展開していく必要があるでしょう。

 

更には、購買行動における人の心理、行動原理を読まないと、適切な手を打てず、良い商品をつくった、で終わってしまいます。露出、情報発信については、打つ手が干渉しあわないよう、全体を見ることも大事です。それをやっていかないと、施策のベクトルが打ち消しあってしまうことにもなります。

 

また中国展開においては、日本以上に口コミ社会であるため、その点も考慮する必要が出てきます。固定ファンをしっかりつかむためには、知名度、ブランド力が必要。テレビCMなどの広告も重要で積極的な投資を行って、露出を高め、店頭で目立つことが大事になります。それが口コミの拡散にもつながります。

 

現在、EC分野は確実に伸びています。今後も主流となっていくのはオンラインであり、突然縮小することは考えづらい。日本企業としては体力が心配、リスクを取りたくないと、なかなか中国市場へ踏み込んでいけず、投資が難しい状況だと思いますが、本来は参入のチャンスであり、経営者が決断して投資していくことも必要では。業績が悪化すると経理・財務部門の発言力が強くなると言われ、どうしても施策が引き締められる状況になるかと思いますが、中国国産品のレベルも上がっている中、日本メーカーも覚悟をもって戦わなくては成果が出ないと考えます。

 

日本国内では商流が固定化しすぎて、変化の早い中国市場への対応はまだまだできていません。数多くある商品の中から注目を集める存在になるため、当社も一緒になって戦略を考えていければと思います」

日用品化粧品新聞(2020/11/09 付)

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