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ホームポリスターニュース中国人観光客の訪日が急増、消費額5000億円超え 日本観光市場の新たな活力

2024.11.18

中国人観光客の訪日が急増、消費額5000億円超え 日本観光市場の新たな活力

2024年、観光業界に嬉しいニュースが舞い込んでいます。今年第三四半期(7~9月)、日本を訪れた中国人観光客の消費額が5000億円を超え、外国人観光客全体の消費の約3割を占めました。これは、パンデミック後の観光需要の回復と、日中両国の新たな観光トレンドが生まれていることを意味します。

観光業界の復活と成長

2019年、新型コロナウイルスの流行前には、約1000万人の中国人観光客が日本を訪れ、訪日外国人全体の約3分の1を占めていました。しかし、パンデミックの影響で訪日数は急激に減少。それでも、2024年は訪日観光の「回復の年」として、特に中国からの観光客の復活が顕著です。円安、ビザ要件の緩和、フライトの増加などが観光需要を押し上げ、7月・8月には中国からの観光客数が最多となり、月ごとの総数でトップを記録しています。

多様化する観光ニーズ

中国人観光客の日本観光に対するニーズも大きく変わりつつあります。以前は東京、大阪、京都といった有名都市への集中が目立っていましたが、現在では横浜や岐阜県高山市など、地域の特色を活かした新しい目的地への関心が急速に高まっています。予約サイト「携程(Ctrip)」のデータによると、これらの新たな観光地への予約数は前年比で2倍以上の伸びを見せており、訪日旅行者の多様化したニーズが顕著に表れています。

訪日前・訪日中の情報提供の重要性

JTB総合研究所が実施した「インバウンド旅行者への情報提供に関する調査(2024)」によると、訪日旅行者の約8割が、旅行前に旅程をほぼ決定していることが明らかになっています。一方、滞在中に新たな情報に触れ、次回の訪日先や体験を決める旅行者も増加傾向にあります。たとえば、台湾やアメリカからの観光客は、日本国内の飲食店や観光施設での体験を通じて、次の訪日旅行への期待を膨らませているのです​(国内旅行・海外旅行に関する意識調査)。

ポリスターの取り組みと新たなビジネスチャンス

株式会社ポリスターは、日本の観光産業を支援し、中国本土を含む大中華圏の観光客の訪日促進を推進しています。当社が公式代理店として務めているキャセイパシフィックマイレージプログラムを活用することで、マイレージ特典や割引を通じて旅行の計画段階から次回訪日への期待感を高め、より魅力的な旅程をサポートします。特に、地域の観光地、ホテル、飲食施設と連携し、多様化するインバウンド観光客のニーズに応える体制を強化し、体験価値を高め、次回訪問への興味を引き出します。

ポリスターは、キャセイパシフィックマイレージプログラムを通じて、インバウンド観光の新たな可能性を切り開くべく、業界の最新トレンドに対応するための戦略を構築しています。現在、複数の企業と連携を進めており、今後、訪日観光客をターゲットにした施策を通じて、観光業界の活性化を支援しています。

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